• 1月 21, 2026

    「呼吸」が生まれたのは、 記憶が正しければ、2018年のことで 当時の自分がどういう意識で この曲を書いたのかは もうあまり覚えてないけれど その頃はまだ東京に住んでいて 今のような暮らしもしていなかった。 社会の現況に不安や いのちが経済的合理性と 天秤にかけらえることへの 違和感を感じながら 少しずつ自分たちの理想の暮らしを 探してみようと、 洞爺湖畔の森に土地を買い、 そこで小さな小屋を作りはじめていた。 東京と北海道を行ったり来たりして キャンプ生活をしながら、小屋を作る。 自然の中で少しずつ 生きることの本質を思い出していく。 そんな日々の中で生まれたのが この「呼吸」という曲だった。 この曲の中で何度も「物語」という 言葉が出てくるけれど 当時の僕らはまさにひとつの 「物語」の始まりを感じていたし これからどんなふうに その続きを描いていこうかと 夢を膨らませていた頃のこと。 そんな背景があって 当時の僕はこの詞を書いていた。 それから8年と言う月日が流れて 僕らは今もその物語の中に生きている。 別れもあったし、出会いもあった。 息子が生まれたことで 自分もまたいのちの連なり、

  • 1月 10, 2026

    2025年が終わり、 僕の中で、何かが終わった。 ひとつの周期が完了した そういう感覚。 終わりの気配は 夏頃から顔を出していた。 いや、もっと前からかもしれない。 もう十分に味わったし 体験した。 それはとても幸せだったし かけがえのない時間だ。 だけどこれ以上、 この道を進んでも おそらく僕が 本当に求めているものは 得られないということを 僕は察してしまった。 そんなことは とっくの昔にわかっていたような そんな気もするし ここまでこなければ わからなかったものなのかもしれない。 ずいぶん遠回りをしたような気もするし 無駄な時間を費やし 大量に物を消費したような気がする。 唯一の救いは そこで出会った人たちが 素敵な人たちだったことだけど それがまた 未練がましく 僕がこの道を歩いていた 理由でもある。 年の終わりに向けて 僕はほとんどの仕事を手放した。 ここから先は